低コスト・高性能の自社専用LLM構築を支援、カラクリがAWSジャパンの「生成AI実用化推進プログラム」のパートナーに認定

~AIエージェントとして使える「KARAKURI LM」のビジネス実装を加速~

カスタマーサポートDXを推進するカラクリ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:小田 志門、以下「カラクリ」)は、アマゾン ウェブ サービス ジャパン(以下、「AWSジャパン」)による「生成AI実用化推進プログラム」のパートナーに認定されました。

■生成AI実用化推進プログラムについて

2024年7月22日からAWSジャパンが開始した「生成AI実用化推進プログラム」は、国内の企業や団体が生成AIを活用してビジネスイノベーションを実現することを支援するものです。総額1,000万ドル規模のサービスクレジットが用意されており、生成AIを活用したい企業や組織はAWSからの費用支援を受けながらプロジェクトを進められます。

【プログラム対象】

・企業独自のデータを活用し、基盤モデル自体をカスタマイズする「モデル開発者」向けプログラム

・既存の基盤モデルに各種手法を適用して応答をカスタマイズする「モデル利用者」向けプログラム

【8月22日(木)セミナー開催】 AWSジャパンと国産最高性能LLM開発企業が語る 国産生成AIの最前線

今回のパートナー認定を受け、カラクリは AWSジャパンと共に国産LLM活用のセミナーを開催いたします。モデレーターのITリーダー専門メディア「EnterpriseZine」の岡本拓也編集長をお迎えし、「なぜ国産LLMが必要か」をテーマにディスカッションいたします。国産LLMの最新動向や活用する上での課題とメリット、国産LLMの将来展望と期待についてお話する予定です。自社専用のLLM開発などを視野に、生成AI実用化推進プログラムへのご参画を検討される企業にとって、有益な情報をご提供いたします。

無料申込: https://share-eu1.hsforms.com/1Q5vgQM19Qf626tu2i-YTyg2dcdn5

セミナー詳細: https://karakuri.ai/seminar/seminar/20240822-2/

生成AI実用化推進プログラム:https://aws.amazon.com/jp/local/generative-ai-acceleration-program/?sc_campaign=genai-4-jp&sc_content=genai-4-jp_2024-acceleration-program&sc_channel=ha&trk=bb224ca2-b1e4-4ad2-a2aa-943dad5d6bbc

■カラクリの国産LLM開発の取り組み

カラクリは、2018年にtransformerを用いた言語モデルBERTの研究を開始し、その後もGPTを含めたLLMの研究に従事してまいりました。2023年に「AWS LLM 開発支援プログラム」に採択いただき、トレーニングに要するコストを他のGPUインスタントと比較して最大50%削減できるといわれてるAWS Trainiumで世界で初めて※1 MoEモデル※2 の学習に成功するなど、高性能且つ低コストな国産LLMの開発に成功しております。こうした実績をご評価いただき、この度AWSジャパン 生成 AI 実用化推進プログラムのパートナー企業に参画することになりました。

KARAKURI LM詳細: https://ad.karakuri.ai/karakuri-lm

「AWS LLM 開発支援プログラム」を活用した実績

AIエージェント    国産モデルで唯一※3、AIエージェントとしての活用が可能です。外部ツールを活用できるので、業界・企業特有のタスクのプログラミングなどにも活用できます。
低コストトレーニングに要するコストを最大50%削減できるAWS Trainiumでの開発が国内トップレベルを誇り、低コストで高性能なモデルの開発に成功しています。また質の良い学習データセットを準備するノウハウを持ち合わせているのも強みの1つです。
高性能これまで3つのモデルを公開しており、全てのモデルにおいて 「Japanese MT-Bench」の性能評価で、国産オープンモデルとして最高レベルの評価を得ております。

※1.カラクリ社調べ(2024年5月時点・オープンソースおよびインターネットで情報公開されているLLMとして)

※2.MoEモデルはGPT-4などでも採用されていると言われている方式で、複数の専門家(エキスパート)とそれらの専門家の意見を組み合わせる方法を表す機械学習モデルです。複雑なデータや問題に対して高い精度を達成することができ、総パラメータ数を増やしつつ、それに伴う計算量の増加を抑えることができることから、LLMが巨大化していく中で必須と言われています。

※3. カラクリ社調べ(2024年6月時点・オープンソースおよびインターネットで情報公開されているLLMとして)

会社概要

カラクリは「カスタマーサポートをエンパワーメントする」をブランドパーパスに掲げ、大規模言語モデル(LLM)のカスタマーサポートへの実用化を目指した事業を展開しています。2018年よりtransformerを用いた言語モデルBERTを、2022年からはGPTを含めた大規模言語モデルの研究を実施。主力ビジネスである高精度AIチャットボット「KARAKURI chatbot」は、高島屋、SBI証券、セブン-イレブン・ジャパン、SmartHRなど各業界のトップランナーに選ばれつづけています。2018年のICCサミット「スタートアップ・カタパルト」に入賞、2020年に「Googlefor Startups Accelerator」に採択、2023年に「AWS LLM 開発支援プログラム」に採択されました。また2024年はMeta社の完全招待制「Global Llama Community Summit」に参加しております。

住所〒104-0045 東京都中央区築地2-7-3 Camel 築地 II    
設立2016年10月3日
代表者代表取締役CEO 小田 志門
事業内容カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI」シリーズの開発・提供・運営など     
URLhttps://about.karakuri.ai/

▶ 本件に関するお問い合わせ先

カラクリ株式会社: 広報 堀之内
E-mail: pr@karakuri.ai