カスタマーサポートをEmpowermentするカラクリ株式会社(東京都中央区:代表取締役CEO 小田志門、以下カラクリ)は、ピクシブ株式会社(代表取締役:國枝信吾、本社:東京都渋谷区)が運営するイラスト、マンガ、小説作品の投稿プラットフォーム「pixiv」が「KARAKURI chatbot」を活用し、クリエイターデビューの支援体制をより強化したことを発表いたします。
「pixiv」は会員増加に伴い、従来の問い合わせチャネルに加えて、2021年5月より「KARAKURI chatbot」で「投稿」に関するオンボーディングサポート体制を強化いたしました。24時間体制でクリエイターの「困りごと」「不安」を即時解決したことが、初投稿数の前年比約8%向上(月平均にして1300作品以上)※1に繋がった理由の一つであると考えております。実際に、「KARAKURI chatbot」導入後、従来の問い合わせフォームへの「投稿」に関する質問が約40%減少※2しており、チャットボットがクリエイターの自己解決促進に寄与していることが伺えます。
YouTuberやイラストレーター、ゲーム配信者など個人クリエイターが自身のスキルによって収益化をおこなう経済圏「クリエイターエコノミー」が注目を集めており、NeoReach Social Intelligence APIとInfluencer Marketing Hubの共同調査(https://neoreach.com/creator-earnings/)では、総市場規模は約1,042億ドル(2021年5月時点)と推定されています。一方で、クリエイターエコノミー協会の理事3社が調査したアンケート調査によると、クリエイターの不安として「SNSや各種プラットフォームの運用知識」「トラブル予防や自分の作品を守るための法律や権利の知識」「誹謗中傷を受けたときの対応」などが挙げられています。そこで「pixiv」はプラットフォーマーとしてクリエイターの継続的な創作活動を支援すべく、「不安」「疑問」を解消するサポート体制をより一層強化いたしました。
「KARAKURI chatbot」導入により、24時間365日体制で投稿に関する質問へ即時対応が可能です。クリエイターの状況ごとに最適なアクションを実施できるよう、初心者の方向けのオンボーディング内容を組み込むだけではなく、「閲覧制限」「ネタバレ表示」などトラブルを未然に防ぐ対策もたて、クリエイターデビューの促進・保護に努めています。
チャットボットの利用満足度70%で、多くのユーザー様に愛されるサービスへ。
ピクシブ株式会社では創業以来、クリエイターの創作支援に注力してきました。今回KARAKURI chatbotを「pixiv」に導入した1つの理由として、よりクリエイターの方々が投稿しやすい環境をご用意したいという気持ちがございました。特にクリエイターの方が初めて投稿される際は不安が大きいものです。そういった不安を即時解決することで創作活動の支援ができればと考えています。
結果、チャットボットの導入などによりデビュー作品だけではなく総投稿数も増加しており、利便性の向上が図れていると実感しております。チャットボット利用後のアンケートにて、満足度70%と高い数値をキープしておりますが、さらに多くのユーザー様にご満足いただけるよう、日々のデータ分析やAIトレーニングの実施などに努めて参ります。
「カスタマーサービスをEmpowermentする」をサービスミッションに、AIテクノロジーを活用した事業を展開。カスタマーサービスの事業貢献を可視化するべく、売上の機会損失を招いているサイレントカスタマーの存在に着目する。業界に先駆けてサイレントカスタマーの行動予測を行うシステムを開発し、「KARAKURI chatbot」をはじめとしたデジタルカスタマーサービスソリューションを、各業界のリーディングカンパニーに提供。2018年のICCサミット「スタートアップ・カタパルト」に入賞、2020年には「Google for Startups Accelerator」に採択された実績を持つ。
住所 | 〒104-0045 東京都中央区築地2-7-3 Camel 築地 II 5F |
設立 | 2016年10月3日 |
代表者 | 代表取締役CEO 小田 志門 |
事業内容 | カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI」シリーズの開発・提供・運営 |
URL | https://karakuri-ai.co.jp/ |
カラクリ株式会社: 広報 堀之内
E-mail: pr@karakuri.ai