カラクリ、「KARAKURI chatbot」に100以上の言語に対応した翻訳機能を追加

再燃するインバウンド需要に「言語バリアフリー」の実現へ

「カスタマーサポートをエンパワーメントする」をパーパスに掲げるカラクリ株式会社(東京都中央区:代表取締役CEO 小田志門、以下カラクリ)は、インバウンド需要の高まりに伴い「KARAKURI chatbot」に100以上の言語に対応した翻訳機能オプションを追加することをお知らせいたします。本機能はエンドユーザーのブラウザに合わせて翻訳が可能なため、少数言語の訪日外国人にもきめ細かな対応が可能となります。

市場背景

需要が高まる「多言語対応」を運用負荷ゼロで実現できる機能開発へ

大手企業向けAIチャットボット「KARAKURI chatbot」は、2018年にローンチして以来、主に日本語ユーザーをメインとする金融・通販サービスにむけてソリューションを提供してまいりました。昨年末のChatGPTの登場により、世界中でチャットボット利用が活性化する中で、「KARAKURI」シリーズにおいても顧客から多言語対応のご要望が増えてまいりました。その一方で、従来の多言語対応のチャットボットは言語ごとに構築する必要があり、企業側の運用負荷が課題となっております。そこで、1つのアカウントで言語の翻訳を可能にする機能を開発する運びとなりました。

「KARAKURI chatbot」翻訳機能について

AIへの言語ごとの個別学習は不要!1アカウントで100以上の言語に対応

チャットボットへの質問と回答を、エンドユーザーがブラウザで設定している言語に自動翻訳する機能です。従来の多言語チャットボットは、言語ごとにチャットボットを構築する必要がありますが、本機能は日本語のFAQを用意するだけで機械的に翻訳するため、運用負荷はゼロになります。そのため、手軽に多言語対応に着手できます。

利用イメージ

観光客向けサービス桜、夏季、紅葉時期に合わせて外国人観光客は急増します。100以上の言語による案内をスムーズにすることで、ユーザー増加が見込めます。
賃貸サイト繁忙期に、留学生の質問に対して、チャットボットによる一次対応が可能となります。
交通案内サイト高速道路や電車など人々の生活に欠かせないシーンで、少数言語による一次問い合わせ対応が可能です。

会社概要

カラクリは「カスタマーサポートをエンパワーメントする」をブランドパーパスに掲げ、大規模言語モデル(LLM)のカスタマーサポートへの実用化を目指した事業を展開しています。2018年よりtransformerを用いた言語モデルBERTを、2022年からはGPTを含めた大規模言語モデルの研究を実施。主力ビジネスである高精度AIチャットボット「KARAKURI chatbot」は、高島屋、SBI証券、セブン-イレブン・ジャパン、SmartHRなど各業界のトップランナーに選ばれつづけています。2018年のICCサミット「スタートアップ・カタパルト」に入賞、2020年には「Google for Startups Accelerator」に採択されました。

住所〒104-0045 東京都中央区築地2-7-3 Camel 築地 II
設立2016年10月3日
代表者代表取締役CEO 小田 志門
事業内容カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI」シリーズの開発・提供・運営など  
URLhttps://about.karakuri.ai/ 

▶ 本件に関するお問い合わせ先

カラクリ株式会社: 広報 堀之内
E-mail: pr@karakuri.ai