2026年7月8日、OpenAIがフルデュプレックス対応の新世代音声モデル「GPT-Live」を公開しました。相槌を打ちながら聞き、割り込みにも自然に応じる会話体験が、週1.5億人以上が利用するChatGPT音声の標準になり、消費者が「自然な会話」に求める水準は、今後も上がり続けます。
一方で、電話AIの現場では「自然に話せる」ことと「用件が完了する」ことの間に、大きな隔たりがあります。滑らかに会話できても、お客さまの困りごとが解決しなければ、離脱と有人対応は減りません。この隔たりはどこから生まれ、何で埋めるのか——それが本セミナーの主題です。
答えの柱は2つ。エスカレーションや異常系まで含めた「会話設計」と、ログをもとに会話を育て続ける「運用改善」です。本セミナーでは、音声AIの技術動向を3世代で整理したうえで、AIに任せてよい範囲の物差し、会話方式の使い分けといった設計の考え方を解説。さらに、三井ダイレクト損害保険株式会社の事例を教材に、週次で会話を育てる改善プロセスの実際までお話しします。
こんな方におすすめ
ボイスボットの活用を検討しており、音声AIの最新動向を体系的に把握したい
シナリオ型ボイスボットの限界を感じているが、生成AI型に踏み切る判断基準を持てていない
生成AIの誤案内(ハルシネーション)が不安で、AIに任せてよい業務・いけない業務の線引きを知りたい
高齢のお客さまが多く、AI応対が実際に受け入れられるのか、実例で確かめたい
導入後の効果測定と改善サイクルの回し方を具体的に学びたい
音声AIの進化が速く、いま動くべきか・待つべきかの判断材料がほしい
本セミナーで学べること
なぜ「自然に話せる」だけでは用件が完了しないのか:音声AIの技術を3世代(カスケード → ターン制 → フルデュプレックス)で整理し、「切るのに1秒」という電話チャネルの特性から、自然な会話が"前提"になった理由と、それでも成果に届かない構造を解き明かします。
成果を出す「会話設計」の考え方:AIに任せてよい用件・いけない用件を見極める物差し(可逆性×検証可能性)、会話方式の使い分け、エスカレーション設計まで。「どこまで任せ、どこで人に渡すか」を自社で判断できる枠組みを持ち帰れます。
会話を育てる「運用改善ループ」の回し方: 週次でログを分析し、離脱やエスカレーションの理由をどう読み解き、翌週の改善につなげるか。三井ダイレクト損害保険株式会社の本番運用3ヶ月の実例をもとに、導入後に解決率を伸ばしていくプロセスを学べます。
登壇者紹介

川端 大貴
カラクリ株式会社 VP of Product
東京大学大学院卒業後、新卒でアクセンチュア株式会社入社。
金融業界をメインに要件定義、システム設計、開発、保守・運用など、幅広い業務に従事。当時、入社最速でアソシエイトマネージャーに就任。大学院時代に培った機械学習技術の応用研究と、社会人時代に培ったシステム導入の知見を合わせて活かすべくカラクリ株式会社に参画。

中島 早姫
カラクリ株式会社 CX Design Team / Leader
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